ワールドカップ ― 2006年06月13日 11:15
昨日のワールドカップ、日本戦。 仕事の区切りがつかず、ちょうど試合が始まった頃に事務所を出た。
事務所の前の目黒通りはクルマが少ない。人通りもほとんど,ない。終電後の深夜の感じ。さすがワールドカップと思いつつ駅に向かう。ホームにも人が少なく、電車は座って帰れた。。。。
自宅の駅に降り立つと住宅街の雰囲気が違う。いつもはもっと遅く寝静まった街を帰ることが多いのだけれど、家々には明かりがつき、みんなが起きている気配がする。マンションの開いた窓からは歓声が聞こえてくる。
興奮して起きている夜の街に帰ってくる。。。
このことが、ほんの一瞬だけど錯覚を招いた。今から向かう『自宅』には『家族』が待っている。そこに待っているのは、その家庭の『世帯主』と『妻』そして子どもたち。自分はその『家庭』に向かっていく。
すぐに錯覚に気づいた。自分がその家庭の世帯主だ。ほかの人間がそこに待っているわけじゃない。
両親と暮らした子どもの自分。一人暮らしをして、同居家族をもたない自分。そして現在の自分。
ワ−ルドカップの街が、いつもと違う自分の役割の記憶を呼び起こしたみたいだ。 錯覚に不思議な感じがして、そしていつのまにか家族を持った自分に不思議な感じがした夜だった。
コメント
_ あぴ ― 2006年06月15日 21:56
_ タヌ ― 2006年06月17日 12:04
まいいか 夜の香り しみじみと
_ ren ― 2006年06月20日 02:10
なにか眉村卓の小説のようですねw
ふと違う角度から見てみると、妙な感覚を覚えることはありますね。
自分の中から外の世界を見てる感じとか・・
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私とこは見てませんがw
家族の事を思うかじやんはやっぱりパパなんだなぁと
家族愛を感じました